教員の民間企業研修2007
「教員の民間企業研修」は、「小・中・高等学校などの先生に企業活動を実際に体験していただき、企業社会における仕事の取り組みスタンスやモノの考え方について理解を深め、その体験や見聞を子どもたちへの教育や学校運営、学級運営の改革などに活用していただくこと」を目的としたプログラムで、財団法人経済広報センター(日本経団連関連団体)が1983年より実施しているプログラムです。
ECFAでは、この趣旨に賛同し、広報研究会を中心として、教育の最前線で働いている教員の方々に、「開発コンサルタントやODAの仕組みについて正しく理解を深めていただき、また、それを教育現場で活かしていただく」ことを目的として教員の受入れを行いました。当日は、ECFA広報研究会メンバーや会員企業の方にご協力いただきました。


  → 研修プログラムはこちら


T.国際協力入門、 U.開発コンサルタントの仕事
(社)海外コンサルティング企業協会 高梨 寿

V.ODAプロジェクト紹介 1.教育
「ガーナ国現職教員研修政策実施支援計画プロジェクト」
潟pデコ 南雲 達也氏



V.ODAプロジェクト紹介 2.環境
「メキシコ国農村地域におけるバイオガスを利用した小規模CDM事業モデル形成支援プロジェクト基礎調査」
鞄本開発サービス 中尾 美和 氏

V.ODAプロジェクト紹介 3.灌漑
「ジンバブエ国 マシンゴ州中規模灌漑計画」
且O祐コンサルタンツ 橋口 幸正 氏

W.日本工営褐ゥ学
日本工営梶@三科 一郎氏

最後のディスカッションの様子





≪教員の感想≫
アンケート結果より抜粋
ODAについてわかりやすく説明していただき、日本でのPRの必要性を強く感じました。まずは、身近な人に(教員、家族)に伝えたいと思います。
● ODAの中身に初めて触れました。とてもやりがいのある仕事の一つです。子どもたちにも紹介したいです。
今まで知らなかった職種でしたので、驚きの連続でした。世界を舞台に熱い情熱を持って取り組む姿勢に感動しました。そして、視野の広さ、視点の多さを見習いたいと思います。
● 「会社」という組織の概要を知ることができました。
このような職業があるということを私自身が初めて知りました。"人の役に立つ仕事についてほしい"と、子どもたちに対して願いを持っていますので、是非、伝えていきたいです。
● 援助というものは身勝手なものではなく、その現地の人のニーズや現地の人の生活のコンテキスト(文脈)に根ざしたものでなければならないということを強く感じました。自分のしたことが、相手にとっても良いもので、継続可能かどうか・・・。これは、子どもたちへの支援にも当てはまります。相手(子ども)のモチベーションも高く保てるものを考えていかなければと思います。アフリカで生きていくことの厳しさにも触れ、衝撃的でした。
● コンサルタント業のコストや利益の仕組みがわかりました。

→ 参加教員の感想文はこちら


広報のページにもどる